2022年のプロ野球もオールスターで折り返しまで来ました。どの球団も新型コロナウィルスの影響で中止になったりしてバタバタしていますが、90試合前後(63%前後)を消化しています。
そこでここまでの振り返りの一環として各球団の開幕スタメンと70試合程度消化した7月1日のスタメンを見比べて、どういう状況なのかと台頭してきた選手についての考察をします。
- 東京ヤクルトスワローズ編
- セ・リーグの投手はその日たまたま先発だっただけなので考察には含みません
開幕から固定されている選手
- 塩見:1番中堅で十分な成績です。前半だけで3割、10本、20盗塁をクリアしており12球団で最も活躍している核弾頭です。
- 山田:3番二塁で固定。山田にしては打率と盗塁が少ないと感じてしまいますが、それでも村上の前にいることが相手からしたら脅威であることは間違いないです。
- 村上:4番三塁で固定。文句なしで前半戦MVP!
- オスナ:5~7番を打つことが多い。サンタナが不在だと5番、サンタナが5番なら7番、中距離助っ人としてまずまずの活躍。
- 長岡:打順こそ変動していますが開幕からずっとスタメン出場を続けています。開幕直後は高打率でしたが途中2割前半まで下降し、そこからまた調子を上げて.250前後まできました。長岡は1軍出場が実質1年目ですが守備も安定しており、怪我などがなければスタメン出場が続くでしょうが下位打順で流動的ではありそうです。
開幕スタメンだったが離脱した選手
- 青木:自身の不調と山崎の台頭もあり6月以降のスタメンは激減しています。
- サンタナ:開幕はスタメンでしたが怪我により2軍調整。7月1日時点ではリハビリ中でしたがすでに復帰しています。
開幕スタメンではなかったがスタメンになった選手
- 山崎:サンタナが抜けた穴を埋める形でスタメン出場が増えましたが、現状ではスタメンに欠かせないピースとなっています。
- 濱田:山崎ほどではないですがアピールを続けておりスタメン出場が増えています。
固定していないポジション
捕手:開幕スタメンは古賀でしたがそれは中村悠平が開幕に間に合わなかったのも1つの理由です。さらに高卒2年目の内山の台頭もありいい意味で固定していないのではないかと思われます。
<次ページ>ヤクルトの開幕スタメンと7月1日のスタメン表
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