2022年のプロ野球もオールスターが終了し後半戦に突入しました。どの球団も新型コロナウィルスの影響で中止になったりしてバタバタしていますが、100試合前後(70%前後)を消化しています。
そこでここまでの振り返りの一環として各球団の開幕スタメンと70試合程度消化した7月1日のスタメンを見比べて、どういう状況なのかと台頭してきた選手についての考察をします。
- 福岡ソフトバンクホークス編
- 開幕から固定されている選手…調子を落としたり疲労考慮でスタメンを外れることはあるが規定打席には到達している
- ソフトバンクは7月1日に試合がなかったため翌日のスタメン
開幕から固定されている選手
- 三森:1番二塁で固定。7月に骨折で離脱。
- 今宮:適度に休みながらですがリーグ3位の高打率。打順は様々。
- 柳田:3番右翼で固定。グラシアルとデスパイネが不在の時だけ4番でした。
- グラシアル:少し離脱していましたが基本的には4番DHで固定。デスパイネ復帰に伴い6番左翼が多くなっています。
- 中村晃:打順も守備位置も流動的なのがある意味特徴でもありますが、途中離脱がありながら規定打席には到達している稀有な選手です。
開幕スタメンだったが離脱した選手
- 栗原:開幕直後に靭帯断裂の大怪我で離脱。
- 松田:なかなか結果が出ず若手のリチャードや野村勇、助っ人のガルビス、5月末からは復帰した周東が主に三塁スタメンで出ています。
- 上林:栗原の分まで頑張ると言っていましたが5月に右アキレス腱損傷で長期離脱。
開幕スタメンではなかったがスタメンになった選手
- 周東:5月末に復帰してからは固定できていない三塁や外野で出場して3割以上の結果を残しています。7月から調子が下降気味。
- 牧原大成:藤本監督から”ジョーカー”と言われているくらいなんでもできる切り札的存在です。5月の打率.453は主力選手ですね。
- 柳町:外野手の故障離脱者続出により、外野の一角を任せられる存在となりました。
固定していないポジション
捕手:基本的には甲斐がレギュラーですが打撃が悪いのもあり、昨年までのような絶対的な存在ではありません。リード面でのアピールは海野、打撃面でのアピールは渡邉陸、ユーティリティ面でのアピールは谷川原がそれぞれしています。
<次ページ>ソフトバンクの開幕スタメンと7月1日のスタメン表
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